鞍馬寺から貴船神社へ歩いて来ました。

● ツーリングにGO!

牛若丸や天狗に会ってみたい・・・。

”京の五条の橋の上~牛若丸は飛び退いて、欄干の上にあがって手を叩く~♪”

童謡の「うしわかまる」の一節です。壇ノ浦の戦いでの”八艘飛び”も有名な、牛若丸。のちの源義経ですが、身のこなしが軽い印象がありますよね。幼少のころからの訓練が、後の戦いに活かせたのかもしれません。

鞍馬山は牛若丸が天狗に、訓練をつけてもらった場所として有名です。もしかしたら、私にも天狗が見えるかもしれない! 法力でお腹を筋肉質にしてくれるかも? 夏に痩せれなかったし、早急に行かねば・・・。

・・・ということで、まずはバイクの駐車場を検索。貴船神社の本宮と奥宮の駐車場が2時間 800円で駐車できそうです。じゃ、そこを目指して、8時44分に大阪を出発です。時は2026年9月5日(土)のことでした。

実は貴船神社、今回2度目の挑戦です。

実は貴船神社に向かうのは、2度目なんです。2025年の8月にバイクで向かった事があるのです。その時は台風による貴船川の氾濫で、手前のトンネルで道路が封鎖されておりまして、あえなくUターンとなってしまいました。今回は、川の氾濫情報もないから大丈夫かと。

ここで貴船神社の説明をすこし。昔々、「たまよりひめのみこと」という女神さまが居られました。下記、ホームページから引用します。

約一六〇〇年前に初代神武天皇の皇母である玉依姫命が「我、皇母玉依姫なり。恒に雨風を司り以て國を潤し土を養う。また黎民(れいみん)の諸願には福運を蒙(こうむ)らしむ。よって吾が船の止まる処に祠(ほこら)を造るべし」と宣り給い、現在の大阪湾から船に乗り、淀川、鴨川、貴船川を遡り、水源の地として現在の奥宮に至りました。清水の湧き出る霊境吹井(れいきょうふきい)を見つけた玉依姫がここにひとつの祠を建てたのが、貴船神社の起源と伝えられています。

『 御神徳 』 

  ”諸願成就”  ”えんむすび”  ”運気隆昌”

「きふね」は古くから気の生ずる根源として「氣生根」と記され、御神気に触れることで気が満ちるとされてきました。

”運気隆昌(うんきりゅうしょう)”とは、運勢が盛んに伸びていくことを表す言葉です。主にお守りや祈願文で、幸運・繁栄を願う語として使われます。つまりは汚れを払い、本来持っている”やる気”を回復する祈りの場所というわけですね。

歴代朝廷の信仰も篤く、水の神として炎旱(ひでり)の時には黒馬を、霖雨(ながあめ)の時には白馬または赤馬を献じて、雨乞い、雨止みを御祈願されました。そのほか、疫病が流行した時には厄除を御祈願されるなど、天下に大事があるときには勅使を遣わし、御祈念され続けてきました。

「 絵馬 」の起源となっているのですね。なるほど、なるほど。ありがたい・・・と思いながら、京都市内を北上します。

来た!貴船神社周辺。前回Uターンの場所を無事通過! 神社への最接近記録を更新!(笑)

貴船神社の「 一の鳥居 」に着きました。右の道を進めば、鞍馬寺です。

 「 梶取社 」にお参りします。

一の鳥居の手前に居られます。

貴船神社へ進みます。途中で「蛍石」を眺め、貴船川の流れに癒されます。和泉式部が歌を読んだのですね。

貴船川沿いに川床を出しているお茶屋さんが、並んでいます。お店からお料理を川床のお客様へ届けるの、忙しいそうです。すごい混雑です。細い街道ですから、車のすれ違いが難しく、渋滞するのは、仕方ありません。のんびりと待機し、ゆっくり前進します。本宮の駐車場に着きました。が、イッパイとのこと。2時間の制限つきで、1000円に値上がりしておりました。

オススメに従って、奥宮の駐車場へ街道を登ります。しばらくして、到着。が、やはり満車でした。むむ~。またもや参拝できずに帰るのか?返り討ちにされるとは、無念極まりなし。と帰路につきかけましたが、いやいや鞍馬寺の近辺でバイク駐車できるのか?探してみよう。どうせ鞍馬寺の山門までは、歩いて山を超えていくつもりだったし。

私のネットでの調査によると、鞍馬寺側のバイク駐車場は1件停めた方が居られたようですが、場所も明示されておらず、不安であったので、貴布神社側を駐車場所に選定していたのです。ということで、鞍馬寺へ到着。

山門まえを道なりに右へ曲がってすぐに、バイクの駐車場がありました。300円 時間制限はありません。     車も500円で駐車出来ますよ。近いし、おすすめ。嬉しい\(^o^)/ 助かるわぁ~♪

鞍馬寺を巡ります。

まずは、叡山電鉄鞍馬線の終点である鞍馬駅に行ってみます。大天狗さまが、お出迎え。光栄です。

さぁ、鞍馬寺に着きました。厳かな心持ちで、参拝いたします。

愛山費を支払い、入場します。500円。鞍馬山案内の地図をいただきました。

裏面に”鞍馬山について”の解説があります。慈愛、光明、活力として現れる宇宙エネルギーに気づき、命を輝かせながら、明るく、暖かく、力強く生きるための活力を「尊天」からいただくための浄域とのこと。「尊天」とは毘沙門天王、千手観音菩薩、護法魔王尊の三身一体のご本尊です。

参拝がんばるぞ。仁王門から貴船まで約2.5Km、徒歩で約100分の行程とのこと。(実際、私は105分でした。)

途中「普明殿」という建物からケーブルカーが出ています。日本一短いケーブルカーとの事です。私は、いただいた地図の裏面 ”鞍馬寺へのいざない” の案内にそって、牛若丸史跡めぐりをします。徒歩で進行!いざ!

由岐神社です。(地図の14番)

”鞍馬の火祭” 火の神様ですね。

牛若丸の守り本尊であったとされる「川上地蔵堂」です。向かいに「義経公供養塔」が立っています。(地図16,17番)

九十九折(つずらおり)参道を登っていきます。

途中、風景を楽しみます~♫ 木々に囲まれて、マイナスイオン満点です。

階段を登ります。

そして、階段を登ります。

本殿 金堂です。 (地図26番)内部は撮影禁止です。

後日いろいろ調べて知ったのですが、ご本尊である、毘沙門天、千手観世音、そしてサナート・クマラと称する護法魔王尊が秘仏として本堂に居られ、秘仏となっているようです。ご開帳されるのは60年に一度の丙寅(ひのえとら)の年のみとのこと。次の機会は、2046年。護法魔王尊のお姿は天狗に似ているとのこと。サナート・クマラってクラマ(鞍馬)ですよね。お参りはしましたが、もっとしっかり様子を目に焼き付ければ良かった・・・です。

また、本殿前のお庭に▲の金色プレートがあるようです。そこで両手を広げて、宇宙エネルギーをいただく様子を情報として見ました。私は頂き漏れのようです。 ガックシ(T T)。

当ブログをご覧いただいた皆様、訪れる際は私のようにお忘れなきよう、お願いします。

そして本殿を守護する狛犬は犬じゃなく、狛トラでしょうか? キバあるし、強そうですわ。ご開帳の丙寅と関係があるのかしらん?

奥の院へ参ります。

そして、また階段を登ります。途中、梵鐘があり、鳴らすことも許されております。

またまた、ひたすら階段を登ります。

「霊宝殿」では、国宝の仏像群を間近で見学できるとの事です。 (地図32番)

「 木の根道 」です。牛若丸が修行した場所と言われています。(地図36番)

牛若丸がこの地を離れる時に、背を比べたとされる「 背比べ石 」。(地図35番)

背比べ石の辺りが、貴船神社へのルートの頂上であったようです。ここからは下ります。

義経公の御霊をおまつりする「 義経堂 」(地図39番)

「 奥之院魔王殿 」に到着しました。(地図40番)

階段を下ります。

そして、また階段を下ります。

西門へ到着。(地図41番)

貴船川に掛かる橋を渡ると、そこは貴船神社の道路でした。

貴船神社に参ります。

貴船神社の本宮に到着。奥宮、結社の順に参拝して、三社詣するぞー!

超絶に混んでます!本殿礼拝に行列が凄い!こりゃムリだ。笑ってしまいました。神様もお忙しいでしょうから、私にかまっている時間はありません。お気の毒なので、参拝を諦めました。

さてさて、バイクは鞍馬の仁王門側においているので、もう一度山を超えて行くしかなさそうですねぇ~。なかなか体力的に活動限界をむかえていますが、仕方ありません。さぁ!行こう!

ひたすら歩いて、無心状態。これは・・・もしかして修行! ありがたや・・・。

登りの途中から4人組のお姉様方の最後尾に、ついて行きます。ドラクエウォーク状態。こういう時、ソロ活動は勇気づける仲間が居ませんので、ツライ。お陰様にて、なんとか山越え出来ました。ありがとうございました。やっとのことで、「 転法輪堂・洗心亭 」 で休憩。”抹茶モナカあいす”をいただきます。生き返るわ~。(地図24番)

由岐神社まで、帰って来ました。

仁王門を出ました。振り返ってお礼。m(_ _)m ありがとうございました。

ものすごく修行を積んで山の中を駆けずり回っていた山伏が、気がついたら天狗になっていた!という話もあるほど、人と人でないもの(天狗さん、妖怪さん)の境界が近い。そう感じさせる大杉や川のせせらぎ、山の間を抜けるそよ風。人間もその一部。天狗は見えませんでしたが、木の上から見ていても、全く不思議でない。そんな気配を感じることができる自然の中を回遊した1日でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

[~ あとがき?というか・・・ひとりごと ~]

鞍馬山を歩いて思った事を2つほど。

(その1)

日本人の精神性に深く根ざしている日本の神さま。地震など天災が多い国土の住民であれば、山や海の神様を敬うのは当然の流れですよね。はては菅原道真公、平将門公など人間も、神様にしてしまう。なんと寛容な国民性でしょう。そんな神々も、なんか怒ったり、拗ねたりして、人間っぽくて素敵です。神様もご苦労があるのですね。今回お会いした「たまよりひめのみこと」、舟に乗って大阪から登ってくるのが良いですね。結構遠いですよ。イロイロ頑張ってる日本の神様が、私は大好きです。西洋の神さまなら瞬間移動するでしょう。だって全能の神だし。

そんなお姿が近しい存在となっているのかもしれません。人間としては精一杯頑張って、それでも上手く行かなくて、倒れるぅ~その時に、そばに居て、気が向けば助けて下さる・・・。そのような信頼感?です。(これはあくまで個人の感想です。個人的には、すがれば漏れなく助けてもらえると言ってるほうが、なんか信頼できない。リアリストなので、現実の人生経験が、宗教観にも反映されるのは仕方ありません。)

(その2)

夕陽がキレイ~♫と、無意識にそのありがたみを感じていても、実際に可視化されないと、身に迫らず、薄い体感なので、日常生活の中では忘れてしまいますよね。自然の精霊として毘沙門天王、千手観音菩薩、護法魔王尊のお姿で現世に登場して下さっていることで、そのお姿の前で手を合わせることにより、より感謝の念が心中に湧き出ると考えました。

いただいた前出の”鞍馬山について”の説明の中に ” 「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く・・すべては尊天にてまします」とお唱えします。そして尊天の心をわが心とし純真無垢な心に気づき、いのちを輝かせながら明るく暖かく力強く生きることを目指し、~真のめざめと万物の調和を祈るのです。”とあります。 なるほど。暖かい陽の光の中に、大地の恵みの中に神様は居られるのですね。自然のサイクルの一員として生きている私。まさしく宇宙エネルギーを感じました。

昔の映画では「悪いことをしたら誰も見て無くても、お天道様(おてんとさま)が見ているよ!」というセリフがよく出てきました。今はあまり言われないのかしら?「ありがたく生かしてもらってます。今日もがんばるので、見守ってね。」鞍馬の山で、貴船の川で、力強く生きるチカラを頂きました。         

                                         ~おわり~